ドッグフードが愛犬の食事の中心だという人は多いでしょう。しっかり内容成分を調べ、安心できるものを選んでいるという方も少なくありません。

しかしドッグフードは長期保存することによって徐々に酸化していくため、内容確認の他にもうひと手間、ちょっとした工夫があると良いでしょう。

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酸化は百害あって一利なし

ドライのドッグフードは栄養素も気になるところですが、油(脂)の酸化が心配です。
保存状態が悪いまたは賞味期限が近いドッグフードは、油が酸化してしまっている場合もあります。

酸化した油(脂)は、人に対しても大きな害をもたらすものです。老化を早め、脳梗塞などの脳血管障害をはじめ、心筋梗塞などの心臓血管障害、活性酸素が原因となる様々な病気の原因となります。
酸化した油(脂)は有害であって、良い事は全くありません。

酸化の予防を意識したフードの選び方

ドッグフードは出来るだけ小さい袋の物を選び、いつも鮮度の良いものを与えましょう。
大袋だと一度開封してから食べきるまでに日数がかかるため、その分酸化も進みます。1回食べきりの小袋タイプなら大袋のものより酸化の心配も少なくなります。

また、直射日光に晒された状態で販売されているフードは避けた方が無難かもしれません。
一般的に常温保存を前提に作られているフードですが、高温の中長時間放置されていては、袋の中で日を追うごとに劣化していくからです。

フードの酸化への対処にひと工夫

フードの保存もできるだけ冷暗所、可能なら冷蔵庫がベストでしょう。
しかしそれでも徐々に油は酸化します。その場合はドッグフードに生の植物油を足すことで対処できます。

ごま油、菜種油、エクストラバージンオイル、紅花油など、原料の植物がはっきりと分かる油を、ドライのドッグフードにスプーン一杯ほどかけてあげて下さい。

化粧品を落とす時にクレンジングオイルで溶かすのと同じ理屈で、酸化した油は生の油を入れる事で体外に排出することができます。
この時の油は、100%天然無農薬のものが理想的です。
手作り食の場合でも、できあがった犬ご飯に少し油をかけると尚良いでしょう。

これは人でも同じことが言えます。
スナック菓子など酸化した食品を多く食べている我々人間も、1日にスプーン1杯程度の健康的な生の油を摂ることで、老化などの害を緩やかにすることができます。

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油の保存方法

忘れてはいけないことがあります。
フードに油を足していても、その油自体が酸化していては意味がありません。そこで油の保存方法をご紹介しておきます。

油の酸化・劣化は主に光、温度、空気が原因となります。

開栓後はもちろん、未開栓でも光や熱によって鮮度が落ちていきます。そのため直射日光は当然のこと、蛍光灯などの光もなるべく当たらない場所を保管場所に選びます。
遮光容器に入ったものなら比較的安心ですが、そうでないものはアルミホイルを巻くなどして紫外線による酸化を防ぐと良いでしょう。

そして冷暗所に保管することが最優先になります。(油によっては冷蔵庫の方が適している場合もあります)

空気に触れることも酸化の原因なので、開栓後は蓋をしっかり閉めることも心掛けると良いでしょう。

何より早めに使用することが酸化を防ぐ一番の方法です。
大きな容器ではなくなるべく小さな容器で、鮮度の高いものを食べきっていくのが理想的です。
特にえごま油は酸化しやすい油なので、開栓後は冷蔵庫での保存が理想的です。

 

こちらが代表的な油の保存方法です。ご参考までに。

えごま油…冷蔵保存
ごま油…冷暗所
サラダ油…冷暗所
オリーブオイル…冷暗所(アンチョビなどを漬ける時は冷蔵庫ですが、オリーブオイル単体での冷蔵庫保存は不向きです)

おすすめの油は、ガスや重油を使わずに薪を焚いて炒った純系の国産菜種のみを使った、 「国産菜種」と表示することを許されている国内で唯一の影山製油所の油です。

影山製油所 影山 出雲の菜種油